北穂高岳で味わう至福のひと時

穂高連峰や丹沢の20年以上の山歩きで感じたこと、考えたことを備忘録も兼ねて書いています。

山に想う

山に想う~2019秋の涸沢~③クマをよく見かける

写真は、クマよけの鈴。チリリリリーン、チリリリリーンと品の良い音色の、愛用の一品です。 この夏、涸沢のテント場から30分ほど横尾方面に下った登山道でツキノワグマを見ましたが、その後も見かけることがあるようです。 穂高連峰はクマの生息地ですか…

山に想う~2019秋の涸沢~②最新・紅葉情報

涸沢の紅葉を見ずして穂高を語ることなかれ この名言は、山小屋「涸沢ヒュッテ」のオーナーの作だと思われますが、実際、涸沢カールの紅葉は素晴らしいです。 涸沢ヒュッテのテラスから見て、左から奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳と連なる3000mの岩峰の斜…

山に想う~2019秋の涸沢~①最新・涸沢スケッチ

9月27日(金)昼から29日(日)朝まで、北アルプスの涸沢(からさわ)カールの底(標高2300m)にテントを張って、雲の中の「白出(しらだし)のコル」に建つ穂高岳山荘(標高2996m)まで散策してきました。 涸沢行きの目的は「紅葉」を楽しむ…

山に想う~夏の涸沢・北穂高岳~⑤登山道のすれ違いを侮るな

登山道でのすれ違いは慎重に、といわれます。特に、岩場。ひとつ間違えると転落、そして「死」です。 この夏の経験と、思い出してしまった過去の話を記録しておきます。 前穂高岳から延びる北尾根 (北穂高小屋テラスから撮影) 2019年8月10日午前8…

山に想う~夏の涸沢・北穂高岳~④ヘリが小屋の荷揚げから撤退!?

この夏、北アルプス・穂高連峰の山小屋では、宿泊料金が値上げされました。消費税率が10月1日から現行の8%から10%に引き上げになるのを前に駆け込み値上げか、と思いましたが、それだけではないようで、事態はもっと深刻です。 2019年8月9日に…

山に想う~夏の涸沢・北穂高岳~③涸沢にクマが出る!

登山道脇の木に登るツキノワグマ (2019年8月11日午前6時22分撮影) 北アルプス・穂高連峰に抱かれた涸沢(からさわ)カール。大昔に氷河に削り取られてできたこの地形の“底”、標高2300㍍地点にあるのが、涸沢テント場です。 2019年8月1…

山に想う~夏の涸沢・北穂高岳~②スーツで登山! 目的いろいろ

スーツ姿で大キレット縦走 北穂高岳山頂からみた大キレット 向こうに見えるのは槍ヶ岳 (2019・8・10撮影) その男性を見かけたのは、2019年8月9日午前7時過ぎ、上高地から横尾方面に向かう途中の明神館を過ぎたあたりでした。私が重さ20㌔もある古…

山に想う~夏の涸沢・北穂高岳~①誇らしげに咲く高山植物

「花」といえば、真っ赤なハイビスカスと、野に咲くピンクのコスモスにしか興味のなかった私も、最近では短時間でピークに立つことを目指す登山スタイルから、足元の「高山植物」に目を向ける山歩きに変わってきました。 2019年8月9日(金)朝、高速バ…

山に想う~夏の尾瀬 ③シカがニッコウキスゲの芽を食べる

シカがいてなぜ悪いの? 夏の尾瀬のイメージは、青空に向かって真っ直ぐに延びる2本の木道と、その両側の緑の湿原に咲き誇る黄色い花、ニッコウキスゲ――。そんな光景を思い描くかもしれませんが、だいぶ状況が変わってきました。 尾瀬の代名詞でもあるニッ…

山に想う~夏の尾瀬 ②ダムの底に尾瀬を沈める計画も

明治・大正時代に発電所建設の動きが… ミズバショウやニッコウキスゲが咲くころになると、東京や名古屋方面からバスツアー客が大勢訪れる安らぎの場、尾瀬――。電気をつくるためにここにダムをつくり、尾瀬ヶ原や尾瀬沼を水の底に沈める計画が、昔、ありまし…

山に想う~夏の尾瀬 ①花とチョウとクマ

元の勤め先のOB会旅行 「夏がく~れば思い出す~」の歌い出しで親しまれる名曲「夏の思い出」の舞台、尾瀬に行ってきました。7月22日、月曜日の早朝、尾瀬戸倉温泉の旅館を出たわが一行は、群馬県片品村の鳩待峠(標高1591㍍)から歩き始めて1時間…