どうして?人体の不思議~汗①アセは何のため?

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北穂高岳ピークへの急登

人はなぜ汗をかくの?

 神奈川県にある丹沢・塔ノ岳(標高1491㍍)の大倉尾根は、登山口から山頂までの標高差が1200㍍ある単調なルートですが、山頂からの富士山の眺めが素晴らしいうえトレーニングにもなることから、たくさんの登山者に親しまれています。

 私も、このルートを汗をかかずに登れないものか、と思いつつ、いつも重さ10㌔のザックを背負って歩くのですが、1時間も歩けば額の汗をタオルでぬぐう始末です。

 その「汗」ですが、運動するとどうして出てくるのでしょうか。

 

 答えは、体温の調整ということのようです。

 人間は、心臓や脳といった深部の体温を37度程度に保っています。運動すると体温がふつう上がりますが、それを下げるのが汗なんです。コントロールしているのは、脳です。脳の一番奥にある「視床下部」(ししょうかぶ)という部位なんです。視床下部が体温上昇の情報を皮膚や内臓から得ると、全身に分布している200万個以上あるという汗腺に対して、「汗をかけ」と命令するんです。

 

体温が下がるしくみは?

 汗は蒸発する時に、皮膚から熱を奪います。熱くなった体から「気化熱」を奪うことによって体温を下げているんですね。