北穂高岳で味わう至福のひと時

穂高連峰や丹沢を歩いて20年余り。見たこと学んだことを備忘録として書いています。

どうして?人体の不思議~汗①アセは何のため?

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北穂高岳ピークへの急登

人はなぜ汗をかくのか?

 神奈川県にある丹沢・塔ノ岳(標高1491㍍)の大倉尾根は、登山口から山頂までの標高差が1200㍍ある単調なルートですが、山頂からの富士山の眺めが素晴らしいうえトレーニングにもなるため、県内や東京都内からたくさんの登山者が訪れます。

 「バカ尾根」といわれるくらい急登ですので、みなさん「汗」をかきながら登りますが、運動するとどうして出てくるのか・・・。

  体温の調整のため、です。

 

 人間は、心臓や脳といった体の深い部分の体温を37度程度に保っています。運動すると体温が上がりますが、それを下げるのが「汗」です。汗をかくかかかないかをコントロールしているのは、脳です。

 脳の一番奥にある「視床下部」(ししょうかぶ)という部位です。視床下部が、体温が上がっているよ、という情報を皮膚や内臓からキャッチすると、体のあちこちにある200万個以上の汗腺に対して、「汗をかけ」と命令します。

 

体温が下がるしくみ

 汗は蒸発する時に、皮膚から熱を奪います。この熱が「気化熱」。熱くなった体から気化熱を奪うことによって体の温度を下げています。