北穂高岳で味わう至福のひと時

穂高連峰を中心とした登山で見たものや思ったことを備忘録として書いています。登山による体の故障についても調べています。

山に想う~夏の尾瀬 ①花とチョウとクマ

 

 元の勤め先のOB会旅行

 「夏がく~れば思い出す~」の歌い出しで親しまれる名曲「夏の思い出」の舞台、尾瀬に行ってきました。7月22日、月曜日の早朝、尾瀬戸倉温泉の旅館を出たわが一行は、群馬県片品村の鳩待峠(標高1591㍍)から歩き始めて1時間で尾瀬ヶ原の玄関口、山ノ鼻(標高1400㍍)に到着。牛首方面に20分歩いたところにあるベンチに腰を下ろし、開放的で美しい光景に目を細めました。気温19度、天候曇り。平日の朝とあって、東京方面からのツアー客はなく、60歳から86歳までのメンバー約20人は心地よいひと時を過ごしました。

 以下、出遭った花やチョウ、そしてカンバンです。

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ノアザミと、その蜜を吸うオオウラギンスジヒョウモンという長い名前のチョウ。夏に休眠するため盛夏より少し前に尾瀬でみることができるという。

 

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オオウラギンスジヒョウモンのアップ写真。

 

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木道わきに咲くニッコウキスゲ。正面に見えるのは燧ケ岳(ひうちがたけ)。大昔に何度も噴火して、この尾瀬ヶ原と尾瀬沼が生まれた。

 

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ニッコウキスゲ……毎朝、1輪咲いては夕方にしぼんでしまう“一日花”。1株は1週間ぐらい次々に花が咲く。見ごろは毎年7月中旬から月末までの2週間程度と短い。

 

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カキツバタと、山頂を雲に覆われた至仏山(しぶつさん)

 

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この花……名前が分かりませんでした。

 

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ミズチドリ。茎の先に白い花がたくさん付いていて、チドリ飛んでいるようにも見える。

 

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わずかに残っていたミズバショウ。緑の葉が大きく大きく成長し、黄色い実と白い葉を包んでいた。白い部分は「花」ではなく、葉の一部。

 

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ワタスゲ。茎の先に白い綿を付けて風に揺れていた。(尾瀬植物研究見本園で撮影)

 

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コバイケイソウ。高さが1㍍もあり、背丈が低い植物が多い湿原では目立つ存在。ニッコウキスゲと並ぶ高山植物の横綱。(尾瀬植物研究見本園で撮影)

 

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ノアザミの蜜を吸うアカセセリという名前の付いたチョウ。(尾瀬植物研究見本園で撮影)

 

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木道の脇に立てられている看板。鳩待峠から山ノ鼻に下っていく途中の湿原に、ツキノワグマが来るから気をつけてね、と注意を促している。ツキノワグマは湿原に咲くミズバショウの実が大好物。

 

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ミズバショウの花が咲き終わった湿地にセットされている「ツリがね」。クマはヒトの気配を感じると、ふつう先に逃げる。そのため、ここを入山者が通る時に鳴らすことによって、ツキノワグマに、ヒトがいることを認識してもらおうというわけだ。

 

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尾瀬植物研究見本園で見かけた看板。木道わきのササやヨシが茂っていると、クマもヒトも互いが接近しつつあることに気付くのが遅れ、その結果、びっくりしたクマがヒトに襲いかかることもある。それを事前に防ぐため草木を刈り込んで見通しをよくしている。