「新型コロナウイルス」でイタリアでは、亡くなった人が3万5000人近くになっています。水の都・ベネチアは2020年3月9日、感染が広がらないようにロックダウンという国境封鎖と、市民が原則として外出できないようにしました。
コロナ禍が世界で大流行する前にベネチアに観光で行きました。その時の写真です。
「ユーロシティ(Eurocity)87」という国際列車で2017年11月28日午後6時(日本時間29日午前2時)、ミュンヘン(ドイツ)からベネチアのサンタ・ルチア駅に着きました。
日本との時差は8時間です。
泊まった安宿の室内からみたベネチアの街の風景です。
11月29日午前9時30分(日本時間29日午後5時30分)撮影
船で観光です。
運河が張りめぐらされています。
ここが有名なサン・マルコ広場。金色のモザイクで輝く大理石の寺と、100㍍近い高さの塔の前に広がる奥行き150㍍、幅100㍍ほどの空間です。
観光スポットらしく、旅行者がいっぱいいました。
年に一回開かれるベネチアカーニバルは、サン・マルコ広場がメイン会場となって、参加者が華やかな衣装や仮面を身にまとって歩くお祭りです。
ことしも2月8日に始まりましたが、コロナ禍が深刻化して、2月25日までの予定が23日で中止になってしまいました。
2017年に行った時、鳩がたいへん多かったですが、警察官の姿もかなり目につきました。
自動小銃を抱えている軍人も見かけましたが、カメラを向けることにはためらいがありました。
とがった建物が「鐘楼」です。高さ100㍍弱。サン・マルコ寺院の入り口にあります。屋上にはエレベーターで行けます。
鐘楼から見下ろした「サン・マルコ広場」です。
鐘楼の屋上からみた干潟です。海抜ゼロメートルの島に浮かんでいる感じです。
これらは「サン・マルコ寺院」です。
トイレの案内が足元にありました。
ポストです。
電話。
「スリに注意」という張り紙が、船乗り場にありました。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会(略して、サルーテ)です。
感染症の「ペスト」が14世紀にイタリアで発生して、ヨーロッパで大流行しましたが、終息した時に聖母マリアに感謝して建てられた建物です。
モザイクタイルも美しい。
「水上タクシー」に乗って、去り行くベネチアの街の風景を撮りました。
向かうのは、北に10㌔ほどのところにあるマルコ・ポーロ空港です。サン・マルコ広場から空港まで運んでくれます。10人乗りのモーターボートです。
11月30日午前10時(日本時間30日午後6時)撮影
猛スピードで、競争です。
「水の都」らしい旅の締めくくりになりました。