北穂高岳で味わう至福のひと時

標高3000㍍の北アルプスに登っていたころの写真記録、国内外の旅行、反戦平和への思いなどを備忘録として載せています。

五月晴れの北穂高岳山頂から大キレットと槍ヶ岳をみた(2015年)

f:id:alps6717:20201113191022j:plain

 北穂高岳山頂から見たキレット。写真中央のとがった山は槍ヶ

 

 

 2015年のゴールデンウィークの登山記録――

 

 

目次

 

 

 

(日程)

【5月1日】 上高地~涸沢(テント泊)

【5月2日】 涸沢~北穂高岳~涸沢(テント泊)

【5月3日】 涸沢~上高地~下山

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

【2015年4月30日】

▼夜、新宿から夜行バス「さわやか信州号」に乗るため、そのころ住んでいた横浜市の自宅を出る。

 

 背中の荷物の重さは、21キロ

 「軽量化」をいつも考え、持ち物で何を減らせるか考えるが、モノを入れるザック自体が重いため、いかんともしがたい。買い替えるカネはない。

 

f:id:alps6717:20201113192403j:plain

 ザックは、カナダのアークテリクス製の60リットルの大型。腰ベルトが厚く、腰に密着できるのが魅力で選んだシロモノですが・・・重い。

 

 

 

【5月1日】

 ▼午前5時30分ごろ上高地バスターミナルに到着。ここで水2リットルを無料で調達したため、ザックの重さは23キロに。

 

 

 愛用の登山靴は、重登山靴。昨今は穂高でも履いている人は少ない。履いている人物は総じて、妥協ということをしない頑固な古代人!?

 

f:id:alps6717:20201113192807j:plain

  JR巣鴨駅近くの登山靴専門店「ゴロー」で、2004年春に職人さんにつくってもらいました。手作りで5万円ぐらい。

 足首が深くて捻挫する危険性も低く、皮に雪がしみこむこともまずなく、厳冬期でも縦走に使えます。

 靴底(ソール)の張替えもこれまでに3回。1回約1万円。でも、これ以上は張替えは難しいため、雪山で12本爪アイゼンを付ける登山の時にだけ、この靴を履きます。(ふだんは「S-8」という厳冬期以外に使える皮の靴を履きます。)

 

 長所は、皮でできているため靴が自分の足になじんでくれること。

 

 難点は重さ。片足1.4㌔。両足で2.8㌔。履いて歩いている時は何とも思いませんが、片手で持ち上げると重い。

 

 

 

さて、

f:id:alps6717:20201113202652j:plain

 ▼午前6時上高地から登山開始

 

 

f:id:alps6717:20201113202727j:plain

 河童橋から見た奥穂高岳。朝日が当たっている。(午前6時撮影)

 

 横尾を通過。(午前8時40分撮影)

 

f:id:alps6717:20201113202824j:plain

 本谷橋。ちょっと休憩。正面は北穂高岳。ここまで横尾から1時間ちょっと。(午前10時撮影)

 

 

f:id:alps6717:20201113202939j:plain

 午前11時10分撮影

 

 

f:id:alps6717:20201113203002j:plain

 正午撮影

 

 

f:id:alps6717:20201113203023j:plain

 ▼午後0時25分、やっと涸沢テント場に到着。重装備ながら、上高地から6時間25分で満足

 

 

f:id:alps6717:20201113203054j:plain

 

f:id:alps6717:20201113203115j:plain

 山小屋「涸沢ヒュッテ」の経営者山口孝さんが除雪中

 

 

f:id:alps6717:20201113203135j:plain

 設営が終わった山小屋「涸沢ヒュッテ」

 

 

f:id:alps6717:20201113203237j:plain

 写真の左下のブルーテントが、わが家

 

 

f:id:alps6717:20201113203259j:plain

 

f:id:alps6717:20201113203320j:plain

 山の向こうにが出た。幻想的・・・ (1日午後6時40分撮影)

 

 

 

 

【5月2日】

 快晴ですな

 

f:id:alps6717:20201113203537j:plain

 テントを出て、北穂に向かいます。前に見える赤いヤッケの3人は救助隊の方。「気を付けて」と声かけをしていました。(2日午前6時15分撮影)

 

 

f:id:alps6717:20201113203635j:plain

 北穂への途中、振り向けば、眼下にテント場。(午前7時撮影)

 

 

f:id:alps6717:20201113203735j:plain

 続々と登ってきます。(午前8時25分撮影)

 

f:id:alps6717:20201113204043j:plain

 北穂高岳に向けて北穂沢を詰めている時、右手に見えたのが「北穂東稜」。(写真真ん中のゴジラの背のような岩山)。その向こうの大きな山が常念岳。(午前8時50分撮影)

 

 

 

f:id:alps6717:20201113204340j:plain

 すぐそこが北穂高岳の山頂。(午前9時29分撮影)

 

 

f:id:alps6717:20201113204426j:plain

 北穂高岳の山頂に到着。テント場から3時間15分かかりましたわ。(午前9時30分撮影)

 

 

 証拠写真・・・

 

 

 こういう方も山頂にいました・・・

 

f:id:alps6717:20201113204447j:plain

 北穂高小屋のテラスで、お茶。これが最高のひと時なんです。(午前9時50分撮影)

 

 

f:id:alps6717:20201113204537j:plain

 眼下には、テント場。正面の山は前穂高岳

 

 

f:id:alps6717:20201113204644j:plain

 十二分に景色を楽しんで、テント場まで降りてきました。(午後2時撮影)

 

f:id:alps6717:20201113204712j:plain

 「涸沢ヒュッテ」の裏側では、常駐する長野県警救助隊の方が訓練中

 

 

f:id:alps6717:20201113204818j:plain

 山小屋「涸沢小屋」のテラスからみたテント場。ちょっと増えてきましたね。(午後4時撮影)

 

 

 

【5月3日】

 好天に恵まれたゴールデンウィークでした。満足。

 ▼下山します。

 

f:id:alps6717:20201113204932j:plain

 

f:id:alps6717:20201113204956j:plain

 朝のテント場の様子。(午前5時30分撮影)

 

 

f:id:alps6717:20201113205016j:plain

 奥穂高岳へのルートを目に焼き付けます

 

 

f:id:alps6717:20201113205037j:plain

 北穂高岳へのルートを確認して、満足感に浸る・・・

 

 

f:id:alps6717:20201113205143j:plain

 

f:id:alps6717:20201113205225j:plain

 午前6時20分、テント場を後にしました

 

 

 春先からの雪崩で樹木がなぎ倒されるんですね。(午前7時30分撮影)

 

 「横尾」に着きましたね。ここまでくれば、緊張が解けてホッとします。テント場から2時間余り。(午前8時45分撮影)

 

 

f:id:alps6717:20201113205249j:plain

 ▼午前11時50分上高地河童橋に到着。あとは上高地アルペンホテルの外来入浴で臭い汗を流し、バスに乗りました。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

www.shifukunohitotoki.net

 

 

www.shifukunohitotoki.net

 

www.shifukunohitotoki.net