北穂高岳で味わう至福のひと時

山登りの記録、観光ではふつう旅行しない外国の風景、戦争の遺跡、登山での体調不良の原因など備忘録として書いています。

散歩~大山(おおやま)で紅葉を楽しみハイキング

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  大山寺(おおやまでら)の紅葉 (2020年12月5日午前8時40分撮影)

 

 

 神奈川県の丹沢山塊の1つ、大山(標高1252㍍)に20数年ぶりに登ってきました。紅葉がきれいなスポットがあることを知ったからです。混雑を避けて12月5日紅葉狩りのついでに山頂まで歩いてきました。

 

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        (大山ケーブルカー公式HPから引用)

 

目次

 

 

  

天候  小雨 (正午ごろから曇り)

行程

バス停「大山ケーブル」(8:00)・・・

(8:10)大山ケーブル駅前(8:11)・・・(8:13)女坂・男坂分岐

(8:13)・・・女坂・・・(8:30)大山寺(8:40)・・・

(9:00)大山阿夫利神社下社(9:15)・・・(9:30)夫婦杉

(9:30)・・・(9:50)天狗の鼻突き岩(9:50)・・・

(9:52)蓑毛からの合流点(9:52)・・・

(10:05)富士見台(10:05)・・・(10:20)ヤビツ峠からの合流点(10:20)・・・(10:34)大山阿夫利神社本社(10:34)・・・

(10:35)大山山頂

 

大山山頂(11:20)・・・(12:25)見晴台(12:30)・・・

(12:45)絆の木(12:50)・・・(13:00)大山阿夫利神社下社

(13:00)・・・(13:10)女坂・男坂分岐(13:10)・・・男坂・・・(13:40)女坂・男坂分岐(13:43)・・・(13:45)大山ケーブル駅前(13:45)・・・(14:00)バス停「大山ケーブル

 

●所要時間 4時間36分(休憩別)

 

 

 

 

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8:00バス停「大山ケーブル」を出発。標高310㍍。

参道です。363段の階段を上ります。

 

 

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参道の両側には、みやげもの屋や茶店、さらには旅館も。ここを抜けると、ケーブルカー乗り場に着きます。

 

8:10大山ケーブル駅を横目に見て通過。

 

 

 

参道の登りは女坂、下りは男坂

 

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8:13女坂と男坂の分岐点。

 

大山ケーブル駅の先で、参道というか登山道は、男坂女坂に分かれます。

男坂」はほとんどが石段で、女坂に比べると階段の一段一段が高くて傾斜も急です。大山阿夫利神社下社に着くまでの途中、見るべきものはありません。登りきると女坂と合流します。

 

真っ赤な紅葉を見るには「女坂」を登ることになります。

 

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女坂です。

 

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紅葉狩りの穴場、オオヤマデラ

 

8:30大山寺(おおやまでら)とその周辺

 

大山寺は神奈川県伊勢原市にある山寺で、標高500㍍の位置にあります。

奈良の東大寺唐招提寺と同時代に建てられたそうです。

 

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  寺の本堂の前が、この地域の紅葉の名所になっているのです

 

 

 急な石段があって、その石段に沿ってカエデの木が植えられていて、真っ赤な紅葉が目を楽しませてくれます

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 今年の紅葉のピークは11月20日ごろで、11月末まで日没後にライトアップが行われたようです。

 

 

 

 

 

8:40大山寺を出発

 

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9:00大山阿夫利神社下社(おおやまあふりじんじゃしもしゃ)

に到着。

 

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下社は標高696㍍。大山の中腹で、ここまでケーブルカーで来ることができます。

この下社の紅葉も捨てたものじゃあありません。

 

 

 

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 下社の境内で見かけた掲示板です。

「巫女(みこ)アルバイト 大募集」と大書されたポスターがありました。期間は正月から2月まで。時給1020円だとか。

 

 「巫女さん」と聞くと、神聖なイメージが強いだけに、「アルバイト」という言葉を前面に出されるとチョット・・・と思うけど、人手がいるんですね。

 

 

 

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9:15下社の拝殿左端の登山口に到着。

 

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急な階段です。

 

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9:30夫婦杉。

根元が1つの2本の杉が、寄り添って伸びていました。樹齢は500年から600年だとか。

 

 

 

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9:50天狗の鼻突き岩。

石段の左側の岩に開いている、こぶしが入るぐらいの穴のことのようです。穴は天狗が鼻を突いて開けたと伝えられていて、中をのぞくと、1円硬貨がいっぱい入っていました。

 

 

 

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9:52蓑毛(みのげ)からのルートとの合流点。

 

 

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10:05富士見台。

ここからの富士山の眺めは素晴らしく、江戸時代には茶屋が置かれていたそうです。

 

10:20ヤビツ峠からのルートとの合流点。標高1180㍍。

ヤビツ峠は標高761㍍。駐車場もあり、小田急秦野駅からの路線バスもあります。大山山頂までなだらかな登りです。

 

 

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10:34大山阿夫利神社本社に到着。

 

 

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10:35大山の山頂です。着きました。

 

 

 

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 気温は・・・7度。

 天候は曇り。周りをガスに包まれ、展望なし。

 

 山頂にはすでに20人ほどがいました。コンビニで買ってきたのでしょうか、建物の屋根の下などで食事していました。マイカーでヤビツ峠まで来たと思われます。20歳代から30歳代が多く、コロナ禍を反映してか、家に閉じこもりがちな高齢者の姿はありません。

 

 

 

 

山頂にたたずむ電波塔の群れ

 

 大山山頂のトイレの裏側に回ると、ガスの中、木立の切れ間から要塞のような建物鉄塔が浮かび上がってきました。鉄塔の上にはパラボナアンテナが・・・・・。

 

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 ほとんど話題にはなりませんが、これ、放送局の電波塔です。

 

 

 FMヨコハマ(横浜エフエム放送)が2013年6月、「親局」と呼ぶ基幹送信所を別の場所からここに移しました。

 神奈川県内での高層ビルやマンションの建設ラッシュでラジオを聞き取りにくくなったエリアをなくすために、電波事情の良い高台に移したわけです。

 横浜市のみなとみらい地区にある本社からこの送信所に番組を載せた電波を飛ばし、この送信所の鉄塔のアンテナから広範囲に電波を発しているわけです。磯子区小田原市には中継局があります。

 

 

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 電波塔の群れの中には、在京民放キー局の受信専用の中継局もあります。テレビ朝日、TBSテレビ、日本テレビ、フジテレビの4局です。

 

 例えば、江ノ島などに設置してある情報カメラから送られてくる電波や、取材ヘリや中継車からの映像素材は、この大山山頂の鉄塔のアンテナで中継して、東京のキー局に送っています。

 在京キー局からの電波(番組)は、東京スカイツリーに設置している送信アンテナから関東全域に発射しています。

 このほか、東京電力の通信施設もここにあります。

 

 

 

登山道整備の主役はヘリコプター

 

11:20大山山頂を出発。

 

 山頂から「見晴台」に向かって下る登山道わきに、「モッコ」で包まれた荷が次から次へと置かれていました。

 「モッコ」はヘリコプターで資材や食料を山小屋などに荷上げする時に使う網です。

 

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 登山道わきで、地面にブルーシートを広げているいるおじさんに出会いました。ヘリで上空から荷物を下ろす時の目印にするのだろうと思って、声を掛けました。

 

 「ヘリでここに降ろすの? 木々の間をぬって降ろすなんて、たいへんな技術だね。運んでいるのは石ころなの?」。

 

 するとおじさんは、「いやいや、登山道の丸太や角材さ」と言った後、ニヤリと笑って左手の親指と人差し指でマルを作りました。

 ヘリ会社にはお金がたっぷり入るからやってくれるのよ、と言わんばかりのしぐさでした。

 

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12:25見晴台に到着。

 標高769㍍。ベンチとテーブルがいくつか。

 見晴らしがよいハズだが・・・・。

 

 

この先、モミの原生林も残る森林地帯に入り、大山阿夫利神社下社に向かいます。

 

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絆(きずな)の木・・・不思議な木

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12:45絆の木の前。

 

 見晴台から大山阿夫利神社下社に向かう途中、歩道の右前方斜面に石段が数段あるのが目に入りました。

 

 ふとみると、杉と思われる巨木に注連縄(しめなわ)が巻かれ、白い紙垂(しで)も付けられていました。信仰の対象となっている御神木(ごしんぼく)ということは分かりました。

 あとで調べると、

【絆の木】という名前が付いており、御神木が別の木と根元でくっついていて、絆を深めているというようなことでした。

 

12:50出発。

 

13:00下社に到着。

 

 

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13:10男坂を下り始める。

 男坂の石段は、1つひとつの石が不ぞろいなうえ、段差が大きい。太ももの筋肉を使ってそっと足を降ろさないと、膝ががくがくになります。

 

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 帰りは特に足が疲れていますので、階段で転落しないように・・・。

 

 

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13:40女坂・男坂の分岐点。

 

 

13:45大山ケーブル駅前を通過。

 

14:00バス停「大山ケーブル」に到着。

 

 

まとめ

 

 あえて汗をかかないようにゆっくり歩いたため、【山と高原地図・丹沢】のコースタイムより、時間がかかっています。

 

 大山までは参道を含む登山ルートの標高差が942㍍もあるとは認識不足でした。 (バス停:標高310㍍、大山山頂1252㍍)

 

 丹沢・塔ノ岳の大倉尾根ルートの標高差が1200㍍ですから大差なく、大山を甘くみてはいけませんね。