北穂高岳で味わう至福のひと時

山登りの記録、観光ではふつう旅行しない外国の風景、戦争の遺跡、登山での体調不良の原因など備忘録として書いています。

コロナ禍~PCR検査を受けてみた

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 羽田空港 第1ターミナル (2021年5月6日撮影)

 

目次

 

 

 

 

 「コロナ禍」で緊急事態宣言下の東京。マスクをして外出、他人との距離を2㍍とり、「密」をできるだけ避けて心と体の健康を保とうとしています。でも、乗る電車は相変わらず混んでいます。隣の人、ウイルスを持っていないだろうなあ・・・。

 PCR検査なるものを2021年5月6日、民間の検査機関で受けてみました。

 

 

 

場所は羽田空港

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 羽田空港の第1ターミナルの4階に、4月半ばから、PCR検査を受けられるスペースができました。

 

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 木下グループという会社が「新型コロナ PCR検査センター」と表示した看板を掲げています。

 

 

 

検査方法

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 検査は、2種類あります。

 

 1つは、クイック検査という商品名で、鼻腔(びくう)ぬぐい液による抗原検査です。

 もう1つは、唾液(だえき)によるPCR検査です。

 

 

 

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 「クイック検査」は、綿棒を鼻の穴に突っ込んで、鼻の粘液を採ります。(上の写真)

 ロシュ・ダイアグノスティックス(本社:東京都港区)が発売している検査薬を使用。専用の装置は使わずに、鼻腔ぬぐい液を使って、新型コロナウイルス抗原があるかないかを素早く調べる方法で、検体を検査キットに滴下すれば15分ぐらいで陽性か陰性か判定できます。

 この検査は抗原検査といいます。

 抗原検査は、新型コロナウイルスに対する抗体を使って、ウイルスを見つける検査です。

 検体である鼻の粘液の中に、新型コロナウイルスを特徴づけるタンパク質があれば、それが抗体とくっつき、今現在、コロナに感染していることが分かります

 

 

 

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 PCR検査は、DNAやRNAという遺伝子の配列を、専用の薬液を使って増幅させることによって、目的とする新型コロナウイルス「いるのかいないのか」を調べる方法です。

 

 新型コロナウイルスは、感染した人の鼻、のど、唾液にいますが、この検査センターでは唾液を検体として使って調べ、今現在感染しているかどうかを調べます。

 

 

 

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 唾液を注入した容器です。

 

 

 このPCR検査では、東洋紡が開発した新型コロナウイルス検出キットと、ロシュ・ダイアグノスティックスのキットの両方を使って、ダブルチェックします。

 

 

 

検査手順

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 PCR検査センターに入ったところ。右側が受付。奥の仕切り板は検体を採取する時の囲い。

 

 

 PCR検査センターの内部はシンプルでした。

 入り口で検温ののち、受付窓口で料金を前払いして検査キットを受け取ると、投票所のボックス式筆記台のような狭い囲いの中で、検体を自分採取します。手助けはありません。

 2種類ありますので、5分から10分かかります。

 

 

 クイック検査は、綿棒を鼻に入れて数回回転させて湿らせます。鼻の奥に突っ込みすぎて、くしゃみをする人があちこちにいました。

 唾液の採り方は、自然に少しずつ出てくる唾液を、チューブにためるだけです。

 

 

 採取後は、近くの検体提出場所(下の写真)のスタッフに渡します。

 

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 提出する検体を入れた袋(見本)。

 

 

 

「クイック検査」(抗原検査)の結果は、検体提出後、数分で「陰性証明書」(結果の通知書)を出してくれました。(下の写真)

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PCR検査の結果も、2時間後に携帯電話にメールで知らされ、検査会場に戻って 「陰性証明書」をもらいました。(下の写真)

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費用は3000円

 

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 費用は、医療機関に比べると格段に安いです。

 「クイック検査」(抗原検査)は、1800円

 「PCR検査」は、1900円

私のように両方の検査をセットで受けると、3000円

いずれも税込みです。

 

 

 一般の開業医で検査を受けると、PCR検査の場合は2万円から3万円かかります。

                    (下の写真:東京都大田区内で撮影)

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 羽田空港に開設された木下グループのPCR検査センターでは、看護師さんらによる補助がなく、人件費が浮くので比較的安価なんでしょうね。

 

 

 

 

検査の信頼性

 

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 (第2ターミナルの国内線出発ロビー)

 

 

 PCR検査センターでの検査では、「医師」が関与していません。このためこの会社ができるのは検査結果の通知までで、発行される検査証明書には、公的な効力はありません。

 仮に検査で「陽性」となった場合、それは唾液から取り出した検体の中に、新型コロナウイルスがいる、という意味であって、実際に新型コロナウイルス感染症に感染しているかどうかは「医師」の診察を受けなければ判断できないのですね。

 

 

 

PCR検査の拡大を

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 (第1ターミナルの展望デッキのスズメ)

 

 

 広島県の試み

 広島県は2021年2月、感染者が多い広島市中心部の住民と、そこで働く人を対象に無料で唾液によるPCR検査を実施し、6573人が受けました。(陽性者は4人)

 

 このあと、広島県県民に出したメッセージは以下の通りです。(広島県ホームページから引用)

 

外出自粛や時短要請など強い措置には、県民の皆様や事業者の皆様の多大な負担を強いることになります。そのような強い措置をとる前に検査によって早期発見し、そこから先の感染経路を断ち切るというのが、広島県の一貫したPCR戦略です。この検査の本質は、一定の地域を対象に、集中的に検査をすることで、感染の連鎖を遮断し、感染拡大を防止するということです。感染拡大初期であれば、より地域を絞った形で集中検査をできると考えています。いざという時には、集中検査を実施して、可能な限り強い措置を実施、もしくは継続しないで済むよう取り組んでまいります。」

 

 

 思うに、感染拡大を抑えるには、PCR検査を実施し、症状がまだ出ていない感染者、症状の出ない感染者を早く特定して、隔離する取り組みがベストでしょう。

 

 「ステイホーム」「不要不急の外出自粛」「営業禁止・自粛」にも限度があるでしょう。展望が開けないのですから。

PCR検査が大事ですね。