北穂高岳で味わう至福のひと時

山登りの記録、観光ではふつう旅行しない外国の風景、戦争の遺跡、登山での体調不良の原因など備忘録として書いています。

茶臼岳(那須連山)~④「隠居倉」からの眺めが素晴らしい

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 三斗小屋温泉の山小屋に向かう女性の歩荷(ぼっか)さん 

               (2021年9月17日 峰の茶屋跡で撮影)

 

 

目次

 

 

 

隠居倉(いんきょぐら)というピーク

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 三斗小屋温泉の源泉をみたあとは、下界に戻ります。

 

 隠居倉(標高1819㍍)を越えて朝日岳(標高1896㍍)のピークに立ち、

峰の茶屋跡」を通って「県営峠の茶屋駐車場」に至るというルートでした。

 

 

 

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 上の地形図の真ん中に「噴気孔」のマークがあります。それが三斗小屋温泉の源泉。ここから東(地形図の右方向)に進みました。

 

 

 

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 しばらくは背丈の低いクマザサの中を、ゆったりしたペースで登ります。こんなところでツキノワグマに出合い頭にぶつかると、終わりだね、なんて思いながら。

 

 

 

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 隠居倉の登りに差し掛かると、傾斜が急になってきました。地形図の通りです。

 地面は粘土質で滑りやすい。

 

 

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 クサリを出てきました。急登だということですね。

 

 「隠居倉」の語源は、三斗小屋温泉からここを登っていく場合には、たとえ健脚の人でも❝ご隠居❞のようにツエを突かないと登れないほどの急坂、というところからきた、と聞きました。

 ウソかマコトか知りませんが・・・。

 

 

 

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 隠居倉に着く手前で、雲海が見えました。

 

 

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 遠くに浮かんでいるのは茶臼岳の頭ですね。

 

 

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 隠居倉の山頂に付きました。標高1819㍍。360度のパノラマですね。

 

 

 

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 これは茶臼岳の西面の赤茶けた山肌です。

 もう少しすれば、手前の木々の葉が赤く色づいて、もっと素晴らしい景色になるでしょうね。

 

 

 

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 隠居倉から見える朝日岳です。右端の尖った山です。

 

 

 

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 隠居倉から「熊見曽根分岐」に向けて稜線を歩きました

 快適な尾根歩きなんですが、時折、ガスが斜面をはい上がってきて、視界が悪くなりました。

 先ほどまでよく見えた茶臼岳も、ボーッとしてきました。

 

 

 

 

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 こんな落とし物を登山道で3、4回見ました。そんなに太くないので、クマさんではない、と思うことにしました。

 

 

 

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 熊見曽根(くまみそね)分岐です。

 

 ここから朝日岳に立ち寄ってから下山します。

 

 

 

 

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 写真右上のポッコリした山が、先ほど通った隠居倉です。

 

 

 

朝日岳というピーク

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 朝日岳(標高1896㍍)の山頂。ゴツゴツした岩肌のとがった山、という印象です。

 

 

 

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 山頂には、小銭がたくさん・・・。

 

 

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 山頂からの北側の眺め。紅葉すると、きれいでしょうね。そんな時期は人間がいっぱい登っているから、いやですけど。

 

 

 

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 これもいいですねえ。

 朝日岳山頂からみた茶臼岳。峰の茶屋跡から県営峠の茶屋駐車場に下る道も見えます。

 手前右の山は、剣ヶ峰。

 

 

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 「峰の茶屋跡」に向かって下ります。

 

 

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 下山途中に、クサリ場や、滑りやすいところもあります。

 

 

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 恵比寿大黒剣ヶ峰の近くにある2つの巨岩です。

以前は角が3本あって、「三面大黒」と呼ばれていたらしい。

 

 

 

 

峰の茶屋跡

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 ここ「峰の茶屋跡」付近は、冬になると猛烈に強い風が吹き抜けるところとです。

 

 

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 若い女性の歩荷(ぼっか)さんが、県営峠の茶屋駐車場の方から登ってきて、「峠の茶屋跡」の方向指示岩に荷を背負ったまま腰を下ろし、水筒の水を飲み始めました。

 

 歩荷というのは、山小屋に食料や燃料など必要な物資を背負って歩いて運ぶ人です。

 

 目と目が合ったので、「重そうだね、30㌔ぐらいあるの?」と声をかけると、

「そんないはないと思いますが、はからないことにしているんです」とニッコリ。

三斗小屋温泉煙草屋旅館の歩荷さんでした。

 ダンボール箱を3つ背負って、峠を越えて三斗小屋方向に下っていきました。

 

 

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 生鮮食品や卵が詰まっているんでしょう。お疲れさまです。

 

 三斗小屋温泉への日々の食品の歩荷は、「峰の茶屋跡」経由のルートのほか、クマがしばしば出没するという「三斗小屋宿跡」経由で行われているようです。