北穂高岳で味わう至福のひと時

標高3000㍍の北アルプスに登っていたころの写真記録、国内外の旅行、反戦平和への思いなどを備忘録として載せています。

紅葉の丹沢・塔ノ岳山頂から見えた南アルプスの山々

 紅葉の山中を歩く(2022年11月27日午前8時50分、丹沢・大倉尾根で撮影)

 

 

 

 人が多いだろうなあ、と予想していましたが、当たりました。

 秋の行楽日和となった11月27日(日曜日)、神奈川県西部の丹沢・塔ノ岳(標高1491㍍)に行きました。

 

 大倉尾根は、登山口の大倉バス停から山頂まで標高差が1200㍍もあるのに、人気のルートとあって、登る人・下りてくる人で渋滞がところどころで発生。「コロナ禍」でうっ積したストレスを発散したかったのでしょうかね。

 それにしても、小さなバックを背に、勢いよく登山道を下ってくるトレランの若い人が増えましたね。「登り優先」という暗黙の山のルールを知らない方も多いようで、ノロノロ歩いている中高年登山者は跳ね飛ばされそうでヒヤヒヤしています。

 

 

 

 標高700㍍あたり。紅葉のピークは過ぎていましたが、まだまだ鑑賞に耐えられました。

 

 

 

 

 富士山の撮影スポットの1つ。標高1200㍍ぐらいの地点。雲が出てきて、いやな気配。(午前10時10分撮影)

 

 

 この方の、太ももをご覧ください! たくましい。

 「丹沢のチャンプ」こと畠山良巳さんです。富士山の写真を撮っていると、下山してきました。この山に7000回以上登っている有名人。山頂の山小屋まで食糧などを運ぶ「歩荷(ぼっか)」をした帰りです。

 「きょうはネ、テレビ撮影があったの」とご機嫌でした。

 

 

 塔ノ岳の山頂の風景。西の富士山に向けてベンチが並んでいます。

 

 

 写真の右端が富士山

 

 

 富士山の右手には、はるかかなたに雪を頂いた南アルプスの山並みがみえます。きれいですね。

 

 

 富士山から目をに転じていきますと・・・。真っ先に「聖岳」が見えるハズですが、きょうはポッカリ浮かんだ雲に隠れて見えません。その右は「赤石岳」。さらにその右の大きな浮雲の下が「荒川三山」です。

 

 

 荒川三山の、さらに右手に見える山並みです。

 左端のとがってみえる山は「塩見岳」。その右手の、浮雲の下は「農鳥岳」「間ノ岳」「北岳」と続きます。写真右端の、はるか彼方に見える白い山は「仙丈ケ岳」ですね。

 

 南アルプスの山並みがくっきり見えるのは、白い雪のおかげ。

 晩秋の塔ノ岳は、味わいがあります。

 

 

 山の天気は急変します。山頂を雲が覆ってきました。(午前11時15分撮影)

 

 

 

 

 塔ノ岳山頂はガスに巻かれ、富士山も見えなくなりました。(午前11時25分撮影)

 下山にとりかかります。

 

 

 

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