北穂高岳で味わう至福のひと時

標高3000㍍の北アルプスや富士山登山、新聞記者としての首相外遊同行、大切な奥様との旅行、反戦への思いを備忘録として載せています。

アフリカの「赤道ギニア」の政府専用機の訪日

 きらびやかな機体が目に飛び込んできました。

 

 11月20日(日曜日)の朝、東京・羽田空港の駐機場わきの道を自転車で走っていた時のことです。

 

 白色と黒色の胴体に、金色の刺しゅうを施したような豪華な飛行です。

 立派なカメラを手にした男性3人が、フェンス越しにシャッターを切っていました。

 私もコンパクトデジタルカメラをウェストポーチから取り出して、パチリ。

 

 ところが、機体を識別する記号は小さくて見えませんでした。気になりますね。

 

 調べた結果、分かりました。

 

赤道ギニア共和国という国の政府専用機でした。

 機体はボーイング777‐200LR。機体記号は『P4ーSKN』でした。

 

 

 【赤道ギニア】は初めて耳にしたお国でした。

 外務省のホームページをみますと、アフリカの中部の赤道近くにある人口167万人ほどの小さな国です。【ギニア共和国】とも違う国です。

 1968年10月にスペインから独立したとのことです。

 

 日本に来たのは、その国のテオドロ・ンマゲ・オビアン・マンゲ副大統領

 

 日本外務省によりますと、7月13日に関西国際空港に飛来。開催中の「2025年大阪・関西万博」に赤道ギニアは公式に参加していて、7月15日に一般の来場者を招いて行う記念式典で副大統領があいさつするための訪日だということです。

 

(外務省のホームページから引用)

 

 赤道ギニア政府専用機は、7月17日には羽田空港に存在感あふれる姿をみせ、副大統領が夕刻、首相官邸林芳正官房長官を表敬訪問しました。

 

 日本を離れたのは、7月21日未明だったそうです。

 

 写真は日本の政府専用機(2024年6月29日 羽田空港で撮影)

 

 ちなみに、日本の首相や皇室が乗る政府専用機は、ボーイング777‐300ER赤道ギニアボーイング777ー200LRと似ていますが、日本の飛行機の方が胴体が少し長くなっています。