
川崎市の小田急線「向ヶ丘遊園」駅近くの生田緑地ばら苑(いくたりょくちばらえん)で2025年10月31日、秋バラをみてきました。
ことし限りで閉園し、5年後に新たな装いで再開するというんです。

聞くところによると、このあたり一帯の土地を持っている小田急電鉄(株)が再開発に乗り出して、ホテルや温泉施設などを2030年3月末までに完成させるとか。
それに合わせて、生田緑地ばら苑ももっときれいに整えることにしたらしい。
『生田緑地ばら苑』のあゆみ

生田緑地ばら苑がある場所は、小田急電鉄(株)が100年ほど前に建設した遊園地「向ヶ丘遊園(むこうがおかゆうえん)」の一角です。
戦後の1958年(昭和33年)に生田緑地ばら苑ができました。
しかし、遊園地は営業成績が芳しくなく、2002年に閉園しました。
ところが、遊園地の中に1万5000本ものバラの木があった「ばら苑」について、地元」の川崎市民の間で存続を求める声が高まり、これに川崎市が応えて「ばら苑」の管理を2002年に引き継ぎました。
実質的な運営はいま、ボランティアの皆さんが行っています。
バラ点描


バラは「六分咲き」ということでしたが、たくさんの花が咲いて、見ごろでした。











【ピース】という名が付いています。


























入園料は今季までは「無料」でしたが・・・。

2025年11月3日限りで、長い眠りに入ります。