1月1日付の朝刊各紙(読売、日経、毎日、東京、朝日)
2023年元日付の在京新聞5紙(朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、東京新聞、日本経済新聞)をコンビニで買うなどして手に入れました。(都合により産経新聞を除く)
衰退産業といわれて久しい新聞業界ですが、「広告媒体としての価値がまだ新聞にもある」とみて出稿してくれる企業に、現役諸氏は感謝していると思います。
ただ、「コロナ禍」以前の、3年前の元日紙面に比べると、「広告」を出す業種が変わってきたことが分かります。
例えば――
①新聞社と同様、衰退産業の「出版社」広告が目立つ
②特に「毎日」は「出版社」からの広告取りに力を注いでいる(ように外部からは見える)
③「ホテル・旅行」「デパート」「製薬」「通信」といった業界はほぼ姿を消している
――といったところでしょうか。
そうは言っても、各企業が提供する広告には、1つひとつ味わいがあります。40社ほどの作品を掲載し、IT時代の歴史のひとコマとして記録しておきます。
目次
- 各新聞の元日付ページ数(本紙+別刷り)
- トヨタ自動車
- 花王
- 三井物産
- キヤノン
- SEIKO
- EPSON
- アシックス
- 大和ハウス
- 積水ハウス
- サピックス
- JA全中
- amazon
- 社会構想大学院大学
- 事業構想大学院大学
- 信越化学工業
- 東京海上グループ
- 東京国際大学
- 昭和女子大学
- 集英社
- 小学館
- 講談社
- 岩波書店
- 大修館書店
- 光文社
- 中央公論新社
- 聖教新聞社
- Gakken
- 文芸春秋
- 新潮社
- 筑摩書房
- 三省堂
- 国書刊行会
- 自由国民社
- ジャニーズ事務所
- 宝酒造
- 3年前の元旦にはあったが、消えた主な広告
各新聞の元日付ページ数(本紙+別刷り)
★朝日:計94ページ
「本紙」36ページ、「広告特集(住宅」8ページ、「テレビ・ラジオ」24ページ、「エンタメ」18ページ、「スポーツ」8ページ
★日経:計92ページ
「本紙」48ページ、「文化・スポーツ」24ページ、「広告特集」20ページ
★読売:計86ページ
「本紙」36ページ、「テレビ・ラジオ」24ページ、「エンタメ」16ページ、「スポーツ」10ページ
★毎日:計64ページ
「本紙」32ページ、「エンタメ」20ページ、「スポーツ」8ページ、「気候危機」4ページ
★東京:計46ページ
「本紙」30ページ、「テレビ・ラジオ・芸能」16ページ
トヨタ自動車
朝日・読売・毎日(それぞれ見開き・2ページ展開)
「東京」(中日新聞社の東京本社が発行する商品名)は1ページのみ
花王
読売(全面広告)、東京(全面広告)
三井物産
日経(見開き・2ページ展開)
キヤノン
読売(全面広告)、日経(全面広告)
SEIKO
朝日(全面広告)、読売(全面広告)、日経(全面広告)
EPSON
朝日(全面広告)、日経(全面広告)
アシックス
読売(全面広告)、日経(全面広告)
大和ハウス
朝日(全面広告)、毎日(全面広告)、読売(全面広告)、日経(全面広告)
積水ハウス
朝日(全面広告)、毎日(全面広告)、読売(全面広告)、東京(全面広告)、日経(全面広告)
サピックス
朝日(全面広告)
JA全中
朝日(全面広告)
amazon
朝日(全面広告)、毎日(全面広告)
社会構想大学院大学
朝日(全面広告)、読売(全面広告)、日経(全面広告)
事業構想大学院大学
朝日(全面広告)、読売(全面広告)、日経(全面広告)
信越化学工業
毎日
東京海上グループ
毎日(全面広告)、日経(全面広告)
東京国際大学
読売(見開き・2ページ展開)
昭和女子大学
毎日、読売
集英社
朝日(全面広告)、毎日(全面広告)、読売(全面広告)、日経(全面広告)
小学館
朝日(全面広告)、毎日(全面広告)、読売(全面広告)
東京
講談社
朝日(全面広告)、毎日(全面広告)、読売(全面広告)
東京
岩波書店
朝日(全面広告)
大修館書店
朝日
光文社
朝日、読売
中央公論新社
読売
聖教新聞社
読売
Gakken
毎日(全面広告)
文芸春秋
朝日、毎日、読売、日経、東京(他社の半分)
新潮社
朝日、毎日、東京
筑摩書房
毎日
三省堂
毎日
国書刊行会
毎日
自由国民社
毎日
ジャニーズ事務所
日経(全面広告)
宝酒造
日経(全面広告)
3年前の元旦にはあったが、消えた主な広告
◆西武・そごう(朝日、日経)
◆ヤマト運輸グループ(朝日、毎日、読売、日経)
◆クラブツーリズム(朝日、毎日)
◆ノバルティスファーマ(朝日、読売)
◆東和薬品(日経)
◆大成建設(毎日)
◆東横INN(朝日、読売)
◆プリンスホテル(日経)
◆パナソニック(朝日、毎日、読売、日経)