山の雑学~紫外線!山ガールの敵

北穂高岳に咲く高山植物 (2018年7月27日撮影) 日差しがきつくなってきました。紫外線が気になりますね。なにせ、肌の老化を早める原因となるのが紫外線ですから。 北アルプスの穂高連峰に登るために上高地から涸沢に向かう登山者が、必ずと言ってよ…

山の雑学~富士山の入山料と使途

富士山の山頂からみた火口 (2013年5月25日撮影) 半数の人が払わない 富士山の登山シーズンが間もなくやってきます。ことし(2019年)の登山道開通は、山梨県側が7月1日から、静岡県側は7月10日からで、いずれも9月10日まで開いています…

装備~④単独行の必携医薬品

北穂高岳山頂へのクサリ場……滑落したらたいへん (2017年8月4日撮影) 涸沢ヒュッテのヘリポートを離陸する長野県警「やまびこ1号」 (2008年5月撮影) 山のガイドブックには、装備リストの中に「医薬品」があって、持って行くべき医薬品の名前…

どうして?人体の不思議~内臓脂肪を落とす!

北穂沢を詰める……北穂高岳山頂へ (2014年5月3日撮影) 「そのポッコリお腹、何とかなりません?」 太っているわけでもなく、体重は身長に比べて問題ないのに、オナカだけポッコリ。 「だらしない人ねえ」と、思う人は少なくないようです。 そんな周囲…

どうして?人体の不思議~登山の「あくび」

尾瀬ヶ原のミズバショウと至仏山 (2019年5月26日撮影) なんで出るの? 脳の酸欠! 山歩きをしている時、あくびが出たことはありませんか?特に、登頂に要したタイムを縮めるために、額から汗をポタポタ落としながら登った時。 歩きながら「疲れた~…

危険な場所の歩き方~②はしご・クサリ場……不帰ノ嶮スリップ体験

北アルプス・涸沢テント場の夏の空 雨の不帰Ⅱ峰北峰でスリップ! とっさにつかんだ草で助かる 不帰ノ嶮(かえらずのけん)は、北アルプスの白馬3山(白馬岳・杓子岳・鑓ヶ岳)から唐松岳への縦走路の途中にあります。帰らず、という縁起でもない名前が語っ…

装備~③愛知大学山岳部薬師岳遭難の教訓

愛知大学山岳部13人の薬師岳遭難 地形図とコンパスは持ったか? いまから半世紀以上前の1963年(昭和38年)1月、富山県の北アルプス・薬師岳(標高2926㍍)で、愛知大学山岳部の13人パーティーが吹雪で遭難し、全員が亡くなりました。のちに…

どうして?人体の不思議~ふるえ②夏でも低体温症に

北アルプス・涸沢のテント場 (2014年5月4日) 「疲労凍死」から「低体温症」へ トムラウシ山遭難事故が転機 その昔、「疲労凍死」ということばが新聞紙面でみられ、登山者の間でも口にされていました。文字通り、「疲労のために動けなくなって、気温…

どうして?人体の不思議~ふるえ①命を守るための手段

北アルプス・涸沢のテント場 (2018年5月4日) テントの中での震え(ふるえ) 凍った雪の上で寝る 穂高連峰の山小屋は例年、4月中旬からスタッフがヘリコプターで空から舞い降り、小屋の周りの雪除けと中の整理をして、下旬から登山者の受け入れを始…

雪山・荘厳な世界~①美しさと厳しさ

5月 奥穂高岳山頂からジャンダルムへのルート 冬山(雪山)の美しさ 光岳での体験 あの時、目の前で、一瞬のうちに全体に広がった光の神々しさは、今でも強烈な印象として残っています。 2002年1月1日未明、私たち社会人山岳会の4人パーティーは、南…

装備~②無事に帰るための道具

命を守る装備……夏の沢登り(奥秩父・笛吹川東沢・釜ノ沢東俣) ★携帯電話・行動食・水筒・救急医薬品 ■携帯電話■ 救助要請に欠かせない装備 山で死んではいけない。ケガをしても人さまに迷惑をかけずに自力で下山するのが当たり前ですが、このままでは帰れな…

危険な場所の歩き方~①岩場の通過

北穂高岳から奥穂高岳への やせた岩稜 ~9月~ 3点確保 山登りを始めたころ、通った登山学校で覚えた技術です。サンテンカクホ。20年過ぎた今もこのテクニックを実践しています。 岩登りをする時の基本的な考え方は、「手で登らず、脚で登る」といスタイ…

山の雑学~単独行

夏沢峠から南八ヶ岳・硫黄岳(標高2760㍍)への登り ~2003年3月2日朝~ 遭難時のリスク 「あしたからヤマにいってくるからね」 「何人でいくの?」 「1人だよ」 「エッ、ひとり……?一緒に行く人、いないの?」 こんなやりとりが、日本のあちこち…

装備~①山の“三種の神器”

/ 真ん中はオールシーズンブーツ(重登山靴) 靴・ザック・雨具 もし、山道具に「三種の神器」なるものがあるとすれば、みなさん、上の3つを挙げるでしょう。中でも非常に大切なのは、「靴」だと私は考えます。 大事なのは靴 自分の足に合わない登山靴をは…

体力~暑さに負けない体力づくり

北穂高岳山頂から見た常念岳からの日の出 ~5月~ 夏の暑い盛りに登山をすると、大量の汗をかいて脱水状態になりやすい。水分と電解質の補給が不十分だと、体温の調節機能が働かなくなって体温が上昇し、「熱中症」になる場合もあります。 「暑熱順化(しょ…