私、アーモンドが好きで、あと1粒だけ、あと1粒でおしまい、なんて思いながら、徳用大袋に突っ込む手はなかなか止まらず、食べ過ぎて下痢になったことが二度、三度とあります。
でも、やっと、食べ過ぎをやめる、いい方法に気付きました。
簡単なことです。小袋に、1日で食べる量を入れればいいんです。
アーモンドと自分のかかわりについて、まとめました。
もくじ
なぜアーモンドの話なの?
私はかなり前から、塩をまぶしてあるアーモンドを、登山の時に歩きながら食べる「行動食」として愛用してきました。
アーモンドには炭水化物(=糖質と食物繊維)がたくさん含まれていて、糖質がすぐに登山のためのエネルギーに変換されるため都合がいいんです。
それに、山道を登っていて汗をかくと、体からナトリウムが失われますので、アーモンドの塩をなめてナトリウムを補給できるんです。
ところが2年近く前、塩をまぶしてあるアーモンドがスーパーの棚から消えちまいました。売れ行きが悪かったんでしょうかね。
仕方なく「素焼きアーモンド」を買う羽目になり、自宅にいる時も食べるようになりました。
おやつ代わりに味見したところ、これがいけるんですね。食べ始めたら止まらない。挙句の果てが下痢です。
本からヒント
なにかうまい方法はないかな~なんて思いながら図書館で借りた本をペラペラめくっていたら、見つかりました。
その本に、数行ですが、こう書いてありました。
「ナッツを1日分ずつ小袋に分けて、職場や外出先に持っていく。1袋28グラム程度、手のひらに乗るほどの量が目安。1日に2、3回に分けて食べる。」
(「総合診療科の僕が患者さんから教わった70歳からの老いない生き方」舛森悠著、KADOKAWA、2024年1月発行)
これがヒントになって、100均で買ってきたビニル袋に小分けしました。
ビタミンEに美肌効果!!
アーモンドは栄養価が高いようです。
管理栄養士のみなさんのHPをいくつか見せていただきましたら、次のように書かれていました。
▼木の実やタネのナッツ類の中でも、アーモンドはビタミンEが多く含まれています。ビタミンEは細胞や組織を酸化させる活性酸素の発生を抑える作用があり、皮膚にシワやたるみができるのを防ぐビタミンです。
▼アーモンドは美肌効果もあります。含まれているビタミンB2やビタミンEは肌荒れやニキビを予防し、肌や髪を美しく保つ効果があるんです。
▼小腸で消化・吸収されずに大腸にまで到達する食物繊維も多く含んでいます。そのため便秘の解消をはじめ、血糖値の上昇を緩やかにし、コレステロールを吸って体外に排出することによって、血中のコレステロール値を低下させます。
どこまで医学的にきちんとした裏付けがあるのか知りませんが・・・・・。
1日何粒が適量?
厚生労働省の健康情報サイト「e-ヘルスネット」では、1日に摂取する「間食」のエネルギー量は「200キロカロリー程度が適量」だとしています。
アーモンドの1粒は約6キロカロリーとされています。他のおやつも食べることを考えると、最大25粒、約150キロカロリーが目安になるのでしょうかね。
メーカーの宣伝文句は、次のようになっています。(一例ですが)
▼小島屋
「素焼きアーモンドの適量は、毎日20粒~25粒。この適量の範囲で、素焼きアーモンドは1日何粒まで!と決めておくと、アーモンドを毎日食べるのも危険ではありません。腹持ちもよいので、毎日のおやつにすると、ダイエットの見方になります。」
「特に注目されているのが、ビタミンEの抗酸化作用。成人女性なら約20粒で1日のビタミンE摂取目安量(6.5ミリグラム)を取れる!」
▼今川製菓
「目安摂取量は1日20~25粒以内がいいとされています。」
食べ過ぎると太る!
パソコンの前で、アーモンドをボリボリ、リスのように食べていると、わが家では奥さんから「太るよ!」と罵声が飛んできます。
確かにアーモンドなどのナッツ類には、エネルギー源の糖質と脂質がたっぷり含まれていますね。
食べるとエネルギーになるのですが、座ってばかりで運動量が少ないと、余ったエネルギーは体脂肪として体内に蓄えられてしまうんですね。これが「肥満」の原因!
まあとにかく、食べ過ぎないようにします。