北穂高岳で味わう至福のひと時

北アルプス登山、近所の散歩、旅行の記録や健康、反戦・平和への思いなどを、デジカメで撮った写真と一緒に載せています。

からだの豆知識(備忘録)④どうして乗り物に酔うのかな?

 バラ (ロブロイという品種)

 

 

 

 レイトン教授と ふしぎ!なぜ?科学の話 6年生(栄光ゼミナール監修、2013年発行、主婦と生活社)から引用した、小学生向けの問題です。

 

選択肢は3つ。

≪あ≫ 乗り物のゆれが、ヘソのおくを刺激するから。

≪い≫ 乗り物のゆれが、鼻のおくを刺激するから。

≪う≫ 乗り物のゆれが、耳の奥を刺激するから。

 

 

【答え】 ≪う≫

 

 

 本には次のように書いてあります。

 

 「私たちの耳の奥には、「半規管(はんきかん)」という、バランスを感じるところが3つあります。半規管の中には、リンパ液という液が入っています。体が動いたりかたむいたりすると、このリンパ液が動くので、体の位置や、かたむきの度合い、体の動きの方向などがわかります。こういった情報は、半規管から神経を通って、脳に送られます。

 脳は、その情報にもとづいて、常に体全体のバランスを保とうとしているのです。

 さて、乗り物に乗って移動するとき、体はどのような状態になるのでしょうか。

 バスや自動車、列車などで、でこぼこしたところを走ったり、カーブを曲がったり、走るスピードが変わったり、途中で止まったりすると、私たちの体は上下左右にゆさぶられ、体の動きの方向や速さは、目まぐるしく変わります。

 飛行機や船など空中や水上でも、それは同じです。半規管は、こういった体の動きの変化を感じ取って、情報を脳に送っていきます。

 しかし、慣れない動きがくり返され、半規管から次々と情報が送られてくると、その情報が多すぎて、脳は情報に対応しきれなくなります。

 さらに、窓からの景色は横に流れていますから、からは「横に動いている」という情報が脳に送られているのに、半規管から「縦に動いている」という上下のゆれの情報が送られてきたりすると、脳はますます混乱してしまいます。

 そして、体全体のバランスを整える自律神経に、はまちがった命令を送ってしまうのです。

 その命令によって、自律神経が働き、あくびが出る、だ液がたまる、冷やあせが出る、顔が青ざめる、気持ちが悪くなる、食べたものをはくなどの、乗り物よいの症状が出ます。

 遠足のバスなどで乗り物よいになる人がいますが、慣れない乗り物で慣れない道を長時間走るため、脳が混乱して起こるのでしょう。」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 図は、沢井製薬のHP「サワイ健康推進課」からの引用。

 乗り物酔いの段階:①目から入ってくる情報と内耳(三半規管)で感知される情報にずれが生じる②「海馬(かいば)」と呼ばれる記憶をつかさどる器官が、過去の記憶に照らし合わせて「不快」と判断する③自律神経が興奮して、乗り物酔いの症状が起こる。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 愛知県の片田舎で生まれ育った私は、小学生のころ、時々バスに乗って街に出ましたが、30分以上乗ると酔いました。

 当時の田舎のバスは、運転席より前に車体の一部が飛び出したボンネットバス。舗装されていないデコボコ道を、土ぼこりを巻き上げながら、車体を前後左右に揺らして走っていたんです。乗るたびに、酔い止めの薬を飲み、ビニル袋を用意したものです。

 うちの奥さまは大人になっても酔うタイプ。昔の体験ですが、毎年正月に渥美半島の先端・伊良湖岬から鳥羽経由で三重県南部の実家に行く時に乗船した「伊勢湾フェリー」では、揺れが少ない真ん中の席に陣取っておられました・・・。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~