北穂高岳で味わう至福のひと時

穂高連峰や丹沢を歩いて20年余り。見たこと学んだことを備忘録として書いています。

体力~丹沢・大倉尾根トレーニング

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標高差1200㍍の丹沢・大倉尾根ルートでトレーニン

 1に体力、2に体力、3、4がなくて5に体力

  「山」は体力勝負です。体力がないのであれば、ゆっくり歩くのもよいとは思います。でも、本格的な登山を目指すのであれば、登山中に何らかの予期しない困難に直面した場合、それを切り抜けるために体力が求められます。御嶽山の噴火の時もしかり、雷雨の時もしかり、予定より遅れた時間を取り戻すために、重いザックを背負って走ることもあります。体力がなければ切り抜けられないことがあります。

 

体のどこを鍛えるの?

  山でバテないためには、体のどこを強くしたらよいのか。

 「心肺機能」と「筋力」だと思います。

 

心肺機能

  心肺機能とは、文字通り心臓と肺の機能です。筋肉に酸素を送り込む機能、と言ってもよいでしょう。

 「肺」は呼吸をすることによって、口から空気中の酸素を取り込みます。「心臓」は筋肉の塊で、酸素を乗せた血液を、休むことなく規則正しく全身の組織や細胞に届けます。そして「筋肉」の細胞の中では、肺から届いた酸素と、食物からとったブドウ糖とが化学反応を起こし、人間が生きていくための「エネルギー」を生み出しています。

 特に、心臓の機能が運動によって鍛えられて強くなると、1回の拍動で心臓が血液を送り出す量は多くなり、安静にしている時の心拍数が少なくなります。

 登山では、1回の呼吸でいかに多くの酸素を肺に取り入れるかが大事です。縦走など長時間歩き続けるためには、心肺機能を強くしなければいけません。

 

筋肉

 登山は全身運動ですので、多くの筋肉が使われるます。中でも特に使われるのは、太もも前部の「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」、その裏側の「ハムストリングス」、お尻の筋肉の「大でん筋」、ふくらはぎを構成する「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」という筋肉群の4つ。

 こうした登山でよく使う筋肉は、加齢によってどんどん細くなります。特に大腿四頭筋は著しいようです。高齢者がよく転ぶのも、筋力の衰えがあります。

 

レーニングはどこで?

  訓練はどこですればよいのか、ということになりますが、研究者は口をそろえてこう言います。

 「登山のためのトレーニングは、登山をすることです」と。

 登山道には浮き石や根っこがあって、頂上に向かって歩くには相当のエネルギーを消費しますし、筋肉細胞にも刺激を与えます。その結果として筋肉が太くなる、ということです。

  神奈川県や東京都に住んでいる人は、丹沢山塊の塔ノ岳がおすすめです。標高1491㍍。登山口のバス停は標高290㍍ですので、標高差は1200㍍。大学や高校の山岳部、社会人山岳会の人たちも、ボッカトレーニングをしています。

 

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≪丹沢登山の記録写真≫

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丹沢最高峰の蛭ケ岳(標高1673㍍近くで見たシカ (2006年12月30日撮影)

 

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見晴茶屋の少し上、標高650㍍あたりでみたシカ (2006年12月30日夜)

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標高1491㍍の塔ノ岳山頂からの富士山 (2016年12月31日撮影)

 

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キジではないか・・・・・(2018年4月15日、花立で撮影)

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