ノーベル賞の創設者、アルフレッド・ノーベル (ストックホルム市庁舎で撮影)
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2019年5月13日
ガムラ・スタンという、路地が多い古い街並みが面白かったですよ。
最初は2017年11月にヨーロッパを家族旅行した時の宿泊地でした。
2回目は、2019年5月にHISのツアーで北欧4ヶ国を周遊した時。
もう外国に行く機会も当分ないね、というわけで写真を整理しました。
ストックホルム市庁舎
ここは観光の人気スポットの1つ。ノーベル賞がらみです。
ストックホルム市庁舎を、中庭から撮った一コマ。
「青の間」というそうです。市庁舎の1階です。建物に入ってすぐの位置です。
ここではノーベルの命日にあたる12月10日の夜、ノーベル賞授賞式の後に晩餐会(ばんさんかい)が開かれます。およそ1300人が食事をするそうです。
天井が高く、白色。壁は赤レンガでできています。「青の間」とはいうものの、青色の部分は実際にはありません。設計段階では天井部分を青く塗る予定だったそうです。
2階には、大理石の緩やかな傾斜の階段を上っていきます。
2階です。市議会の議場もありました。まあ、市の庁舎ですからね、あるでしょう。現在も使われているそうです。
市議会議場を通り抜けた先に、こんなキンピカの大広間がありました。
「黄金の間」です。
金箔をはったモザイクで壁が装飾されています。
正面には、女神の壁画・・・。
ノーベル賞の晩餐会の後に、ここで舞踏会が催されます。
ノーベル賞は、ダイナマイトの発明によって富を得たスウェーデン生まれの発明家・ノーベルの遺言によって、毎年、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和の各分野で「人類に最大の貢献をした人」に贈られる賞です。
ガムラ・スタン
ストックホルム観光で、ここは絶対外せないポイントでしょうね。
ガムラ・スタンは、ストックホルム中心部にある旧市街地。王宮をはじめとした中世(5世紀から15世紀)の街並みと建造物がたくさん残っている風情のあるエリアです。
王宮
王宮の中庭では、毎日午後0時15分と午後3時15分に、衛兵の交代式があります。
ブラスバンドの演奏や騎馬隊が登場します。
騎馬隊の入場です。 (2019年5月13日午後0時15分撮影=現地時間)
ブラスバンド演奏です。
馬上で楽器を演奏していました。
アイアンボーイの像
ガムラ・スタンの一角に、フィンランド教会というこじんまりとした教会がありました。教会の裏庭にあるのが、この小さな鉄の塊の像です。
アイアンボーイの像です。
高さは、14センチ。ベンチに座って月を見上げている少年をモチーフにしているようです。お賽銭がいっぱい。
寒かろうと、毛糸の帽子をかぶせてあげる人もいるようですね。
作者のことが書かれているようですね。
頭をなでると幸せになるという言い伝えがあるらしく、
帽子をとって、頭をなでる人もいるようです。
モーテン・トローツィグ・グレン通り
ガムラ・スタンで一番狭い通りの名前です。両手を広げると、壁に届きます。
ガムラ・スタンの隠れた名所。「魔女の宅急便」のモデルになったカラフルな街です。
人の列ができています。順番待ちのようです。
・・・?
幅がわずか90センチですからねえ。
30いくつかの階段をまた、戻ります。
それにしても狭い。落書きが多いために嫌悪感を抱く人もいるでしょうが、それなりに味わいがありますね。
ドイツ教会です。
「ワオーッ!」——路地で見かけました。
ストールトルゲット広場
ここはガムラ・スタンの中心地です。
色鮮やかな建物に囲まれた広場です。カフェやレストランがありました。
2017年11月26日~27日
一人旅の場合、気を抜かないように
2017年11月26日朝、ヘルシンキ(フィンランド)からの船で
ストックホルムのバッタハムン港に到着。
地下鉄乗り場を捜して歩き、10分後にガーデット駅を見つけました。
ここから地下鉄でストックホルム中央駅まで行って、宿泊予定のホテルに行きます。
ストックホルム中央駅です。とりあえず駅の外に出て横文字の地図を広げて、
「さて、ホテルにはどう行けばいいのかねえ・・・」。
ここに来るまでの駅の暗い地下通路には、路上生活者があちこちのベンチに寝転がったり座っている姿を見ました。本能的にカメラを構えようと思いましたが、不測の事態の発生を避けるため足早に通過しました。
スウェーデン語を読めないため、現在地を把握できなくたいへんでした。それでもなんとか、インターネットで予約しておいた目指すホテルにたどり着き、チェックイン。
翌27日は朝、ストックホルム中央駅から空港に向かい、ドイツのミュンヘンに飛びました。